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ADHDの方にむけてのブログ

【体験談】ADHDで2年間引きこもりニートだった僕が就業移行支援にいってみた

ADHDで働くことがトラウマになり長い間引きこもっています。20歳をすぎたしはやく何か行動にうつさないと、、、けどいきなり就職は怖いし就労移行支援所に通ってみようかな?一体どんなところなんだろう?

 

と悩んでいませんか?

 

 実は、精神的・経済的にストレスフリーで通える障がい者の方の福祉サービスがあります。

 

それが「就労移行支援」です。

 

ADHDの人は脳の特性から、

  • コミュニケーションが下手
  • ミスをしやすい
  • 段取りが経てるのが苦手

などのことから職場で怒られがちです。

 

その結果、精神的に疲れはて、うつ病・トラウマをひき起こしやすいです。

 

ぼくもADHDから発症するトラウマでかつて、引きこもっていた1人でした。

 

しかし、現在では週5で就労移行支援所でプログラミングを学習できるようになりました。

 

この記事では、実際に就労移行支援の体験談をお教えします。

 

 結論は7/10点です。

トラウマを患ったひとでも通いやすいことから、ADHDうつ病ニート/引きこもりの方におススメします。

 

 

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就労移行支援の体験談

 

ADHDのぼくがニート思ったきっかけ

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ここだけの話ですが、24歳〜26歳まで2年間自宅に引きこもるニートでした。

 

原因は、ADHDによる過多のミスや叱責で働くことにトラウマを覚えたからです。

 


24歳の時には、うつ病も発症して落ち込む毎日、、


しかし、落ち込んでいても時間は待ってくれず気づけばニートをして2年が経過していました。

 

20代の時間は大切なのになにしてるんだろ、おれ、、

周囲はどんどんと力をつけて金銭的に豊かになっていく、、

友人たちは休日には旅行に、、、

彼女と楽しそうに遊んでうらやましいな、、、

 

 

そんなおもいが脳裏にうかび毎日辛かったです。

 

流石に2年間も引きこもりをすると、日々に充実感を感じれず何か行動に移してみることに。

 

「何か一歩踏み出さないと結果は変わらないよな、、、」と実家で引きこもりながらも思っていました。

 

「いきなり働くのは怖いので何か良い方法はないかな??」と思って「ADHD 適職」とYouTubeで検索。

 

すると、メンタリストのDaigoさんの動画に出会いました。

 

その動画の中でDAIGOさんがADHDの人は過集中の特性があるのでプログラマーや起業家などの集中力を発揮できる職をするべき」と言っていたので、Googleの検索窓ですぐに検索してみました、、

 

すると、、、

 

 

就労移行支援を始めて目にする

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ホームページで「ADHD プログラミング」と検索したら「就労移行支援」がヒットしました。

 

最初は「何これ?就労移行支援ってなに?」という感じでした。

 

中身を確認すると、発達障害精神障害を持っている人の就職をサポートするための福祉サービスとのこと。

 

「ん?、いきなり働くわけじゃないし、なんかこれならADHDの俺でもできそう!」と思い、お問い合わせフォームから4〜5件ほど無料体験の申込みをしました。

 

最初は「どんな場所だろう??」「どんな人がいるんだろう?」と不安でした。

 

 

初日のカウンセリング

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就労移行支援所に到着すると責任者の方からカウンセリングが始まります。


「どこで就労移行支援を見つけたか?」


「今のぼくは何をしているのか?」


「どんな仕事をこれからしていきたいのか?」


「ゴールはなになのか??」

 

などなど。

学校の先生のように優しい口調で話してくれたので気楽に会話することができました。

 

「どうやらうつ病アスペルガーADHD」など1人で思いつめ、限界まで達したから就労移行支援を利用した人が多いようです。

 

 

緊張の無料体験

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カウンセリングの後は1時間〜2時間ほど、タイピングやExcelやプログラミングなどの中から自由に選択します。

 

ぼくの受講内容はプログラミング。


事業所があらかじめ用意してある教材で学習を進めていくのがスタイルでした。

 

HTMLやCSSなどのマークアップ言語を選択し、軽く学習。

 

HTMLやCSSは初心者でも比較的、理解しやすいのでやっていて「ウンウン」とかんたんに学ぶことができました。

 

無料体験の2時間はモクモクとパソコンに向かって学習するのみです。

 

スタッフや利用者の方と話を交えることはなく、のんびりと学習を進めました。

 

 

 

就労移行支援所を5件下調べ

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ぼくが住んでいる地域だけでも何十〜何百と就労移行支援事業所があるので、5件ほど無料体験にいきました。

 

就職率・スタッフの対応・学習環境・学習内容などを把握するために複数の就労移行支援所を訪問。

 

5件まわると


「スタッフがキャリア自慢してくる」


「学習教材が古くて分かりにくい」


「就職率を開示していない」


「人数の割に学習部屋がせまい」


などとドンドンとストレスになりうる要因が沢山みえてきました。

 

チーフの人から「私は昔、帝国ホテルで働いていた」のような自慢の対応は面倒でしたからね、、笑

 

最長で2年間通うことになるので失敗はしたくありません。

 

なので、ぼくは下記に該当する就労移行支援所を選びました。

 

「話が合うような同年代のスタッフがいるか?」


「やさしそうなスタッフか?」


「プログラミングの教材は良質か?」


「駅から徒歩10分以内で施設につくか?」


「定期代・昼食は支給されるか?」

 

経済的・精神的に楽で通いやすいかを重視しました。

 

その結果、今でも学習環境には満足できています。

 

ADHDのぼくでも金銭的・時間的・精神的にストレスフリーで毎日、通所できています。


あなたの性格・特性にあっている就労移行支援所をサーチすべきです。

 

最低でも3件は訪れることをオススメします。
いざ利用を開始して、「ストレスがたまる・・」となると大変ですからね。

 

 

1ヶ月使ってみた感想

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1ヵ月間、就労移行支援を体験した感想をデメリット・メリットにわけてまとめますと以下のようになります。

 

デメリット

  • 学習サポートがない
  • HPとのギャップに絶望

 

✖ 学習サポートがない


独学というのが1番のネックです。学習の手順・進め方などを助言してくれず、正しくプログラミングが進んでいるかが全然わからないです。学習をサポートしてくれる人がいないので自分の「今のレベル感」が常に分からず不安になります。元エンジニアのスタッフは20人の部屋に1人だけしかいませんので、質問を気軽にすることはむずかしいです。

 

 HPとのギャップに驚愕

 

HPの学習内容と実際にうける受講内容は天と地の差があります。就労移行支援もビジネスの1種ですから、集客するためにHPでサービス華やかにみせようとしてるんですよね。しかし正直のところ、あまりにも誇張しすぎです。たとえば、ぼくはプログラミングのコースを受講したくてサービスの利用を開始しました。就労移行支援所のHPでは、「プロの講師陣による指導・圧倒的就職実績・天才プログラマーから学ぶ・1人1人にあったカリキュラム作成」などとあたかも無料で1流のサポートを受けれるようなうたい文句にだまされてしまいました。実際のところは、どこの就労移行支援所に足をはこんでも「自主学習」です。

 

 

 

メリット

  • 生活習慣が整う
  • 幅ひろい分野の教材が用意
  • 日々成長を感じる
  • 集団に属しているので安心
  • 0円でサービスを受けれる

 

〇 生活習慣が整う


朝8時には起き、夜11時には寝るようになりました。ADHDの人は生活が乱れる傾向にありますが、通所している限りは健康的な生活になります。中学校や高校時代のような生活習慣にもどる感じです。夜更かしすることがなくなり、親からうるさく言われなくなり精神的に楽になりました。

 

〇 幅広い教材


メンタル・健康・障害・プログラミング・Excel・デザイン。英語などの幅広い本や参考書を用意されてます。なので、専門的な知識の他にもメンタルや生活習慣の整え方なども学ぶことが可能。プログラミングのコースではProgateやDotinstallなどで自主学習がメインになります。

 

〇 日々成長を感じる


パソコンを毎日6時間ほど触ることでドンドンとインターネット上でできることが増えてきます。動画の作成・ホームページの作成・ブラインドタッチなどなど。動画編集やホームページなどの制作物が毎日つみあがり、視覚化されます。その結果、自分自身の成長をかんじることができ自己肯定感があがります。

 

〇 同じ悩みの集団に属する


就労移行支援はADHDASDうつ病などのあなたと同じような悩みを持った人の集まり場なので安心できます。「あっ、自分と同じように悩んでいる人がこんなにもいるんだぁ、、」とホッとします。「帰属欲求」が満たされ、自宅で1人でいるより居心地がいいですよ。ニートの時より10倍ほど心が楽になります。だれかに過度に命令されるわけでもあませんし、ストレスフリーです。

*帰属欲求・・集団や組織に属したい欲求のこと

 

〇 無料でサービスを受けれる

 

就労移行支援は国から金銭を賄っているので、0円でサービス利用が可能です。事業所によっては、交通費・教材費・資格試験代まで支給され非常に経済的待遇がいいです。昼食もタダで提供される事業所もあります。ぼくの通っている事業所は上記の条件にすべてあてはまり、すべて無料です。

 

 

まとめ

ネットでもよく就労支援移行所は「悪質な障がい者ビジネスだ。」と主張する方がおおく見受けられます。

 

障がい者の方が通所1日1万円が事業所に入るので、たしかにその主張も納得ですが、僕的には、満足しています。

 

  1. 無料で昼食が食べれる
  2. 定期代が支給される
  3. 社会人マナーの基本が学べる
  4. 自分のペースで学習ができる
  5. 帰属欲求が満たされる安心できる
  6. 親から口うるさく言われずストレスフリー

 

利用者は0円で上記のサービス・精神的安定を受け取れるので十分だと思います。

 

少しHPと実際に受講するプログラムの内容がちがうのがネックですが、十分援助してもらっているのでOKとしましょう。

 

精神的・経済的にかなりフレンドリーなので「メンタルサポートもついている無料のカフェ感覚」で使わしてもらってます。

 

今回は、ADHDうつ病を発症した2年間ひきこもりニートだった僕の就労支援所の体験談をもとに正直な感想をのべさしていただきました。

 

もし検討している方はこちらから無料相談・体験をどうぞ【↓】

 

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